シラサギv1.19.0 RC をリリースしました。
正式版のリリースは9月13日を予定しています。
最新版デモ環境はこちら

プラットフォーム

• Ruby 3.2.5
• Ruby on Rails 7.1.4
• MongoDB 7.0
• Node.js 20
• Elasticsearch 7.1

アップデート手順

開発マニュアル：SHIRASAGIの更新を確認ください。
本アップデートには重要な修正プログラムが含まれており、マイグレーションを実行することで修正プログラムが適用されるようになっていますので、更新手順を実行する際には忘れずにマイグレーションを実行するようにしてください。

※デモデータおよび公開表示のスタイルシートについては現在調整中です。

本リリースへ更新すると次のような警告が表示さるようになります。

DEPRECATION WARNING: Your `secret_key_base` is configured in `Rails.application.secrets`, which is deprecated in favor of `Rails.application.credentials` and will be removed in Rails 7.2. (called from <main> at /var/www/shirasagi/config/environment.rb:5)

この警告は無視して問題ありませんが、この警告の修正方法をSHIRASAGI 開発マニュアルの「DEPRECATION WARNING: Your secret_key_base is …」に記載していますので、気になる方はこの記事を参考に修正をお願いします。

新機能

全般

ワンタイムパスワード

• ログイン時にワンタイムパスワードを使用できるようになりました。Google AuthenticatorやMicrosoft Authenticatorなどと組み合わせて利用します。システム設定から有効化できます。

LDAPログイン

• ログイン時に入力されたパスワードをLDAPサーバーに照会することでログインすることができる機能を整備しました。現在のシラサギにも同様に機能がありますが、正しく動作するように設定するのが非常に難しい機能でしたが、この機能をブラッシュアップしたものとなります。システム設定で容易にLDAPサーバーを設定できるようになりました。
• LDAPログインを整備する際、ユーザーのユーザータイプも整備しました。詳しくはシラサギ開発マニュアルのユーザータイプ（SNSユーザー、LDAPユーザー、SSOユーザー）に説明がありますので参考にしてください。

CMS

イベント

• 地図表示機能を追加しました。イベントの検索結果を地図で表示します。

組織一覧

• 組織情報（登録されているグループ）を取得して、自動でリストを作成する機能を追加しました。
  リスト内容は、課名・事業内容・電話・お問い合わせです。
  課名はその課（グループ）が連絡先に設定されている記事の一覧ページへリンクしています。
  この記事一覧ページはリスト作成に合わせて自動生成されます。
  またお問い合わせは、その課（グループ）専用のお問い合わせフォームへリンクします。

オープンデータ

• メタデータインポート機能を追加しました。自治体標準データセットのオープンデータ一覧をインポートできます。
  シラサギ側で設定している分野・eStat分野に条件付けをした上でコンバートすることも可能です。
  
  
  自治体標準データセットは下記のURLをご確認下さい。
  自治体標準オープンデータセット（正式版）

クイック編集機能

• 一部のフォルダー一覧で一括編集ができるようになりました。名前や並び順などを一覧画面から編集できます。

CSVエクスポート、インポート

• フォルダーのCSVエクスポート、インポートを追加しました。
  従来は同階層のフォルダーを複数作成時にフォルダー名や並び順、ループHTMLなどの設定を一つずつ設定する必要がありましたが、本機能を用いることにより、CSVで設定した通りに一括でフォルダー作成することができるようになります。
  また、新規作成のみでなく、既存フォルダーの設定の一括更新も可能です。
• 対象はフォルダーのみです。パーツは対象外となっております。また、再帰的にフォルダー作成はできません。あくまで開いている画面の直下のフォルダーのみ一括作成・更新が可能です。

全コンテンツ無作為抽出

• 全コンテンツに無作為抽出を追加しました。サイト内の全フォルダー・全ページから無作為に抽出し、CSVを出力します。
  (フォルダー種別・レイアウト)でグルーピングの後、それぞれのグループの中から最大10件を無作為に抽出します。
  ページは、(ページ種別・レイアウト・定型フォーム)でグルーピングの後、それぞれのグループの中から最大10件を無作為に抽出します。
  サイト構築結果を確認するのに使用できます。

自動バックアップ

• 記事ページ編集中にセッションタイムアウトなどが発生した際、次回のログイン時に直前まで入力していた情報を復元できるようになりました。

グループウェア

設備予約の承認

• 設備予約に承認機能を追加しました。
  承認者による承認処理を経て、設備予約を管理することができます。
  設備追加時に承認機能の有効・無効を設定できます。
  有効の際は、その設備予約をするとスケジュール上に申請中のマークが表記されます。
  管理者ユーザーまたは予約時に設定した承認者ユーザーに承認されると承認済マークに表示が切り替わります。

ワークフロー2

• 適切な権限が自動付与される新しいワークフロー「ワークフロー2」を追加しました。これまでのワークフローでは承認者や回覧者の権限を正しく構成することが困難でした。ワークフロー2では改善し承認者や回覧者に適切な権限が自動付与されます。

レポート・ワークフロー・ワークフロー2・アンケート

• ラジオボタン内の特定の選択肢が選択されている場合にのみ表示する入力項目を設定できるようになりました。

電子会議室

• 気になるコメント機能を追加しました。
  自他の投稿内容を自分用のブックマークとして利用することができます。
  投稿内容に☆マークが追加され、クリックをすると気になるコメントとして登録できます。
• 各会議室内に投稿内容のキーワード検索機能を追加しました。
  プルダウンより各スレッドごとの検索も可能です。

変更/修正

システム

全般

• ジョブ実行履歴のジョブフィルターをジョブ名で並び替えるように修正しました。
• アカウント / プロフィールの編集権限とパスワード変更権限を追加しました。
• 設定に SSL/TLS の診断メニューを追加しました。
• ユーザーIDの入力制限を緩和しました。
• ユーザーの職員番号で検索できるよう修正しました。
• サイト複製のUIを変更しました。
• ブロック入力の表の編集画面での見出しセルの配色を変更しました。
• 権限/ロールのダウンロードCSVにありました権限レベルの項目を削除しました。
• お知らせの文字が白抜きになっていて読めない問題を修正しました。
• タップメニューの画像が大きく表示される問題を修正しました。
• ログイン時のフォーム認証の有効化をIPアドレスで制御できるよう修正しました。
• SSOユーザーのパスワードを空に設定できるようになりました。

CMS

全般

• 一部の検索フォームのカテゴリーのアクセシビリティを修正しました。
• リスト表示で表示されないページが表示されることがある不具合を修正しました。
• 書き出し性能レポートの作成の際に書き出しタスクをロックしてしまう問題を修正しました。
• ルートの書き出し画面にサブフォルダーの書き出し状態が表示される問題を修正しました。
• 書き出し性能レポートが他のタスクに紐付いている問題を修正しました。
• Facebookいいねボタンを削除しました。
• 操作履歴の表示を改善しました。
• LINEで送るにdata-urlを追加しました。
• メンテナンスモードで他のサイトのユーザーが表示される不具合を修正しました。
• アクセシビリティツールを複数設置すると動かない問題を修正しました。
• HTML検索と置換で定型フォームのURL入力のURLが置換されない問題を修正しました。
• 公開終了したページを複製できない問題を修正しました。
• Liquidでコンテンツの階層を取得できるようになりました。
  例えばカテゴリートップ（1階層目）とその配下のサブカテゴリー（2階層目）など、
  どの階層のカテゴリーなのかが判定できるようになります。
  例：{{ node.depth }}
• 一括削除のアラートを修正しました。
• 一括削除で削除できないものの表示を修正しました。
• 全文検索の設定のツールチップを修正しました。
• フォルダ移動のUIを修正しました。
• 定型フォームの必須入力が未入力の場合に下書き保存ができない問題を修正しました。
• 左ナビのリンクチェック実行結果のメニューと、設定のリンクチェック実行のメニューを統合しました。
• 今までエラー内容をメール本文に記載していましたが、エラーが多い場合長文になる為、
  エラー内容をCSVファイルにしてメールに添付して通知することを選択できるようになりました。
• 表示件数の初期値を変更しました。
• 非公開権限がない場合に、一覧ページにて非公開ができてしまう不具合を修正しました。
• 詳細画面と編集画面のプレビュー画面が違うので操作に迷いやすい問題を修正しました。

記事

• 公開予約による公開時に更新履歴が空欄になる問題を修正しました。
• 公開終了間近の公開終了日を表示するよう修正しました。

• 関連記事で提携サイトの記事を選択できるよう修正しました。

広告管理

• リンク方法をバナー毎に個別に設定できるよう修正しました。
  個別設定をする際は、表示させるパーツの「リンク表示」を「個別設定」に選択してください。

イベント

• リストの並び替えのツールチップを修正しました。
• 定期開催を開催日に変更しました。
• 検索フォームのアクセシビリティを改善しました。

ゴミDB

• 5374連携のCSVのフォーマットに合わせるよう修正しました。
• かなで検索できるよう修正しました。

メールフォーム

• 画像認証への全角数字入力に対応しました。
• サイトのお問い合わせフォームの公開画面が書き出されない問題を修正しました。
• メールアドレスの入力を修正しました。

キービジュアル

• タイトルや説明テキストを追加できるよう修正しました。
  説明テキストにはHTML形式で入力が可能です。

メール取り込み

• カテゴリーを使用できるよう修正しました。

メンバー

• OAuth認証のURLをサイト別に修正しました。

オープンデータ

• プロフィールのアイコンが表示されない不具合を修正しました。
• リソースの権限を追加しました。
• リソースに更新履歴を追加しました。

緊急災害レイアウト

• 緊急災害レイアウトが切り替わらないことがある不具合を修正しました。

サイトマップ

• RSSのページのクラスを変更しました。
• 書き出しを高速化しました。

LINE機能

• エラーになった際に配信ログが正しく保存されない問題を修正しました。
• SNS連携に関する権限を追加しました。

ゴミ箱

• 添付ファイルのファイル名の問題を修正しました。
• フォルダー名を変更した際に配下のコンテンツが復元されない問題を修正しました。
• 復元に失敗した場合の動作を修正しました。

組織変更

• 組織変更後のコンテンツインポートが動作しない問題を修正しました。
• 細かな不具合の修正、高速化をしました。

翻訳機能

• アクセス制限と履歴機能を追加しました。
• 一部の箇所を翻訳後のURLで見るとエラーになる問題を修正しました。

スライドショー

• 内部で利用しているフレームワークを最新に更新しました。これによりより高度な利用も可能となりました。利用例をシラサギ開発マニュアルの高度なスライダーの利用に記載しています。

全コンテンツ

• 全コンテンツインポート時に変更があった場合でも更新日時が変更できないようすることが可能になりました。
• インポート時に「更新日時を変更しない」にチェックを入れてください。

グループウェア

全般

• 設定に LDAP の診断メニューを追加しました。
• 定型フォームの数値入力で初期値を1にした場合1.0と入力される問題を修正しました。
• 管理権限、閲覧権限の表示を修正しました。
• テキスト・書式設定・Markdownの表示を調整しました。

スケジュール

• 予約の検索で負荷軽減のため設備数などに制限を追加しました。
• 非公開の予定のタイトルが閲覧できる問題を修正しました。
• 予約の検索で不正な値が入力されたときの動作を修正しました。
• 繰り返し予定の登録時に開始日時を入力しないとエラーになる問題を修正しました。
• ユーザーの詳細を確認できるよう修正しました。
• カレンダーの表示を修正しました。

設備予約

• 検索の表示がおかしい問題を修正しました。
• 予定の作成後設備カテゴリーの絞り込みが外れる問題を修正しました。
• 初期設定の参加者を設定できるよう修正しました。

ToDo

• プログレスバーの背景色を修正しました。

メッセージ

• 許可されたドメインにのみメールを転送できるよう設定を追加しました。

レポート

• テンプレートを直観的に作成できるように改修しました。

ワークフロー

• 申請フォームを直観的に作成できるように改修しました。

照会・回答

• 全回答をダウンロードできるよう修正しました。

アンケート

• アンケートを直感的に作成できるよう改修しました。

掲示板

• 一部表記を修正しました。

Web メール

全般

• フォルダー配下の開封確認付メールで「開封確認を送付する」をクリックしても反応しない問題を修正しました。
• メールエクスポート時のログを分かりやすくしました。

全修正履歴

より詳細な変更履歴はGitHubのコミットログを参照してください。