CKEditorをカスタマイズすることはできますか。
CKEditorをカスタマイズすることはできますか。
はい、可能です。
個別設定とシステム設定とに別れており、個別設定は、さらに CMS 個別設定と Web メール個別設定とに別れています。
システム設定よりも個別設定の方が優先され、システム設定はあらゆる変更が可能となっておりますが、個別設定はシステム設定の一部を変更可能となっております。
本記事では CKEditor のカスタマイズ 方法の詳細には立ち入りませんので CKEditor の公式サイトをご確認ください。
システム設定
CKEditor は、シラサギをインストールしたディレクトリ配下の public/assets/js/ckeditor に展開されています。
public/assets/js/ckeditor 以下の config.js、contents.css、styles.js などを編集することにより CKEditor をカスタマイズすることが可能です。
なお、CKEditor には Standard Package と Full Package の 2 種類があり、標準では Standard Package を使用しています。Standard Package はよく使用する機能のみが収録されており、ご希望する機能が含まれていない場合がございます。
ご希望する機能が含まれていない場合、Full Package へ変更することで、CKEditor の全機能を利用できるようになります。Full Package へ変更する手順は:
- CKEditor の Full Package を公式サイトよりダウンロード
- シラサギの public/assets/js/ckeditor 以下を削除
- ダウンロードした CKEditor を、シラサギの public/assets/js/ckeditor 以下に展開
- シラサギを再起動
以上の手順で Full Package が有効となります。
CKEditor のプラグインおよび CKEditor の設定によってはウェブ・アクセシビリティに準拠しない場合があります。また、CKEditor をカスタマイズするということはシラサギの内部を変更することと同義ですので、CKEditor の変更が不正な場合にはシラサギが動作しなくなる可能性があるので、十分に検討を重ね慎重にカスタマイズ作業にあたってください。
CMS 個別設定
config/cms.yml(存在しない場合は config/defaults/cms.yml を config/cms.yml へコピー)の "ckeditor" セクションを編集することにより CKEditor をカスタマイズすることが可能です。
yml ファイルは、構文エラーにひどく弱いファイルとなっており、もし、シラサギが正常に起動しなくなった場合は、config/cms.yml を削除し、最初から操作をやり直してみてください。
Web メール 個別設定
config/webmail.yml(存在しない場合は config/defaults/webmail.yml を config/webmail.yml へコピー)の "ckeditor" セクションを編集することにより CKEditor をカスタマイズすることが可能です。
yml ファイルは、構文エラーにひどく弱いファイルとなっており、もし、シラサギが正常に起動しなくなった場合は、config/cms.yml を削除し、最初から操作をやり直してみてください。